加速器運転中に冷却水中に生成する放射性同位元素濃度を、既設の高エネ研EP1ビームライン等で使用されている冷却水中濃度の実測値を基に、JHFと高エネ研のビーム強度、損失等の違いを考慮して評価する。なお考慮に際しては、短半減期核種は減衰を待つことにより冷却水放流時には無視できること及びBe等の金属イオンは、イオン交換樹脂で除去できるためトリチウムについてのみ評価するが、短半減期核種及びBe等の金属イオンについても、イオン交換樹脂周辺及び熱交換器近辺の空間線量率上昇の原因となるため、機械室の配置決定までには評価の必要がある。