K-dumpは第一期と二期の配置場所は異なっており、二期への拡張工事でK-dumpは50 m後方に移動しなければならないため、これらをすべて移動できる装置を設計している。移動装置としては、通常列車に用いられるレール、チルタンク、精密装置に使われるリニアガイド、ローラガイド等があるが、K-dumpはグラファイト、銅、鉄を含めると重量は1000tを超えるため、現在はレールを用いた移動装置やチルタンクがコスト、重量の面からも適当であり、これらを使用する計画で進んでいる。