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3.6 配管継ぎ手

配管継ぎ手は主に電磁石冷却水を主眼において製作してきた。真空用継ぎ手も構造は同じである。図3.25は、実際に電磁石架台に取りつけた状態を示している。写真は配管がまだ行なわれていない状態である。右から2つが冷却水用継ぎ手、左1つ目が真空用継ぎ手である。 主な仕様は次のようになっている。

冷却水、真空ポンプは写真下方から取りつけられる。手前に見えるフランジから電磁石へ接続される。冷却水フランジはJIS B 2214準拠、真空引き口はKF40を使用している。開閉作業は上部矢印部分を回転すると、左右にアームが閉じ下部フランジ面を寄せあげる。開放時は逆回転操作を行ない、アームを開くことで外れる。金属シールは上部機構部分に固定出来、電磁石と共にビームライン外へ運び出すことが出来る。

図 3.23: 冷却水、真空継ぎ手を電磁石架台に取りつけた状態。
presentcwconnector.jpg
図 3.24: 継ぎ手の機構模式図。
presentcwconnector2.jpg
図 3.25: Q12-Q13架台に取り付けた現場。
presentcwconnector3.jpg


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Yoshinori Sato
平成14年9月11日