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3.5.3 角型コネクタ

将来のK-hallにおいては、ビームライン機器は高レベルの放射線環境下に設置されるため、メンテナンスが難しい。そのため、現実的に装置の設置、移動を考慮して、短時間で作業出来る距離でコンパクトにコネクタを接続できるのが望ましい。

従来の丸型コネクタの欠点である、ピン配置の誤認や人間の手作業を想定したバヨネット固定を改めることにした。図3.21がそれらの欠点を補った角型のコネクタである。コンタクトピンはそのまま使用出来る。 現在、手作業によるハンドリングを考慮して、位置決めなどの誘導機能を備えたものを試作中である(図3.22参照)。

このコネクタについての参考文献は[4]を参照のこと。

図 3.21: 角型コネクタ(1コネクタで25ピン)
rectangularconnector.jpg
図 3.22: 角型コネクタを手作業で簡易に接続するための中継箱
rectangularconnectorbox.jpg


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Yoshinori Sato
平成14年9月11日