図3.5は、接触面に幅20 mmのスプリングコンタクトを5列配した圧接型のコネクタである。上部ブスバーが図3.6のような接触面を持ち上部から電磁石と共に降りてくる。電力は右方のコの字形導体を通って、下部ブスバーに繋がる。電磁石の自重による接触を常に保持するために碍子の下にスプリングを設け常に押しつける構造を取っている。構造が簡単であるが、下部接触面にコンクリート片が落下する、埃が表面を覆い易いなどの欠点がある。