当初は、両面ピロー機能を有するフランジを目指し、次のような仕様で製作した。
ダイヤフラム内径(パイプ有効径) | |
ダイヤフラム外径 | |
ベローズ自由長 | 47 mm |
可動長 | |
到達真空度 | 以下 |
Heリークテスト | 以下 |
ダイヤフラム | SUS 304-t200 m |
ピローシール面を構成する材質の選択は、まず、強い放射線環境における腐食ガス等による劣化、繰り返し使用するための耐久性とSUSベースフランジへの溶接し易さなどを考慮してSUSホイルを選んだ。ホイルの厚さは、ベースフランジとの溶接による歪が生じない程度の厚さ200 である。ピロー及びベローズを膨らますために必要な空気圧は、空気圧縮器で容易に使用できるようとした。