最大電流3000A。手またはクレーンで30秒程度で着脱可能なこと。出来れば電磁石の自重を用いたプラグイン(以下PI)方式が望ましい。いずれにの方式をとるにせよ、磁石側と設備側の相対位置はあらかじめ数mm程度の任意性から出発し、最終的には0.1 mm程度まで自動的にアラインされる必要がある。手動の場合の操作時間は一回路あたり30秒程度。現状では北カウンターホールのQDでも採用されたジャパンコネクター社製の「花びらコネクター」の採用が検討されている。K-hallでは手動型、SYではPIとなるであろう。マルチコンタクト社のフィン方式はコンタクト面の接触抵抗を減少させるという点では有利だが、上記の自動アライメント性については全く別種の機構を採用する必要がある。