原子核素粒子実験施での二次粒子生成標的について、標的厚が一次陽子ビームの30%を失う厚さであるとしたときに、標的核種と二次粒子の生成量の関係を求め、標的各種の選択の参考とする。このとき、標的内での二次粒子の吸収を考慮する。 B.1節の式から明らかなように、Sanford-Wangの式で生成量を計算するときに標的核に依存するのは のみである。 の標的核依存性は、 と表すことができる。文献[5]にはいくつかの二次粒子についての標的核依存性パラメータが与えられているが、 、Kについては0.52から0.82の間であり、ナイーブに、すなわち