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真空槽220 kW ものビームパワーが解放されるターゲット下流では、 1次ビーム、2次ビームを通す真空ダクトも膨大な熱にさらされます。 そのため、ターゲットのすぐ下流のダクトを冷やすためには、 下図のような巨大な銅ダクトを作り、その周囲を水冷する必要があります。
しかしこれでは、ダクトの冷却面を確保するために、 2次荷電ビームラインは片側にしか作ることができません。 そこで我々は、磁石のポールギャップの中に真空ダクトを入れるという 従来のビームラインの構造を逆転させ、 巨大な真空槽の中に磁石を入れることを検討しています。
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