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点状線源に対する遮蔽設計は、従来高エネ研12 GeV陽子加速器の遮蔽設計に使用されていたMoyerの方法を用いて行った。
ここで、
- : 遮蔽体外での空間線量率
- : 線源から1 mの位置における1 GeV陽子一個当たりの中性子線量率
- J: (陽子エネルギー)×(損失陽子数)
- b: 角度パラメータ(=2.5)
- : 材質iの遮蔽体の厚さ
- : 材質iの中性子減衰長
遮蔽体に使用する、コンクリート、鉄及び土壌中での中性子の減衰長を、遮蔽設計で用いる各々の密度とともに表5.2に示す。
表 5.2:
遮蔽設計で用いられる中性子の減衰長
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Yoshinori Sato
平成14年9月11日